福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
新年あけましておめでとうございます
どなたさまにも輝く一年でありますよう
心よりお祈り申し上げます
さて、
お金と時間と体力、この3つが同時にそろえば無敵!
ですが、そううまくはいきません。
それなりに人生が進んだ場合でも、
若い頃→時間も体力もある。お金がない
壮年期から→お金と体力はあるが、仕事盛りで時間がない
中高年以降→お金と時間に余裕が持てても、体力が減退
親譲りの不労所得で、若いときから悠々自適でもない限り、おおむねこういうコースでしょう。
昔から
「金のあるときゃ暇がない、暇のあるときゃ金がない」
と言いますが、何かをしたいならさらに「体力」も必要。
今年はちょっとずつでもこの3つに恵まれて
したいことができるでしょうか。
どうかできますように!
ご挨拶とご機嫌な三冊
税理士試験の合否発表は悲喜こもごも
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
今年は発表が早かったそうで、何よりかと思います。
合格された皆様、心よりお祝いを申し上げます。
おめでとうございます。
そしてもし不合格の場合。
11月中に判明していれば、何とか気持ちを持ち直して、
来年1月からの方針を冷静に決められます。
お正月も初詣くらいは穏やかにできます。
クリスマス近くの発表ではあまりにつらい……
1月からどうするのか。
9月からの科目を継続するのか、
落とした科目をやりなおして受験するのか。
これはもう、自分で決めるしかありません。
誰かのアドバイスそのままにしてしまうと、
結果が悪かった場合、それを言い訳にしてしまうからです。
税理士試験には、もちろん一定レベルの学習能力は必要。
しかし解く問題は、高等数学でも物理学でもありません。
最後の資格取得までたどりつく人は、
ひたすら自分と受験講座を信じて諦めなかった人です。
「実務ではこんなの……」
「今時こんな試験のシステムって……」
雑音は耳に入れず、集中集中。
今、合格したいのなら、
今、やるべきことをやるしかありません。
どうか頑張ってください!!!
パリッコ:〈つつまし酒〉
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
東海林さだおのエッセイを数十年読んできました。
同氏も85歳になられ、いつまで読めるかしら?と思いつつ、最近は何冊もアンソロジーが出版されていますので、
それをまた読んだりしています。
次の「大好きな食エッセイスト」を数年さがしていますが、やっぱりいまひとつ~が続くばかり。
しかしついに発見したかも?と思ったのが、
パリッコ(これ、著者名です)
この作品の前に読んだ、
〈ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある〉は、
良かったのですが、食エッセイだけというわけではなく。
でもこの〈つつまし酒〉はドンピシャ。
何しろでてくるシチュエーション、お酒、おつまみ、
まさにつつましくもハッピー。
雑多でカオスな場末好きの私にピッタリでした。
きっと何度も繰り返し読む一冊です。
お酒大好きでも著者には妻子がいて、
良き夫・父の側面もあって、そこも素敵です。
困るのはこれを読むと、昼酒を飲みたくなる!
春には読まないようにしないと、絶対仕事をさぼって、
お酒をもって桜を見に行ってしまう!
大勢でのお花見はもちろん楽しいものですが、
春の空気の中で、ただ桜をみつめる、
一人花見は格別です。
しかもほろ酔いで。
いいだろうなあ。
いいよねえ。
頭脳と筋肉は裏切らない→パーツは裏切る
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
人生で、自分の頭脳のピークは今だと思っています。
……次点は小学5年生のとき
頭の働き方も色々ですが、総合点では今だと断言できます。
……あくまでも自分比です
若い頃に戻りたいとは、夢にも思いません。
あ~んな、あんぽんたんでアホタレな時代になんて。
出来が悪いからそう思うので、優秀な方は違うのでしょう。
私の出来の悪さはともかくとして、
年をとって経験と知識が融合し、頭の中に細かいネットワークが、みっしり張り巡らされていると実感しています。
39歳のとき、よしっ税理士試験にチャレンジ!
と決心したのが分岐点だったと思います。その頃すでに、翻訳ものミステリーは読みづらくなっていました。
あのカタカナの人名、地名に降伏していました。
しかし、
筋トレのような理論暗記と計算のスピードアップ訓練。
それが今に導いてくれたと思っています。
少なくとも、不断の学習習慣がつきました。
何事も遅くて、運動習慣も50歳からですが、
頭脳と筋肉は本当に鍛えた分だけあると思います。
ブログの文章書きも、まさに頭の筋トレです。
しかしパーツは、あちらもこちらも年齢分。
そこはなだめすかして、長持ちをはかっています。
年をとるのも、なかなか面白くて飽きません。
「だましだまし」は、名言、至言、箴言
北原保雄:〈かなり役立つ日本語ドリル2〉
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
少しずつ荒れてゆく家の哀しみ。
私の散歩コースには住宅街があります。
新興ではなく、ある程度根付いている感じの家々が
並んでいますが、ポツポツと空き家が増えています。
かつては灯りがこぼれ、笑い声が聞こえたはずの家。
今は窓もドアも閉ざされ、庭は荒れたままです。
いくつもの汚れたプランタ―は、遥かな暮らしの名残り。
家が泣いているようです。
もう誰も住んでくれず、朽ち果ててゆく。
その哀しみに沈んでいるようです。
こういう家々が、日本中いたるところにあるのでしょうね。
ですが荒れていても、庭では草も花も生きています。
多くの昆虫たちも、きっと他の生き物も。
営々と命は続いています。
家よ、泣かんとき!
朝令暮改が全てを破壊する
福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です
組織にあって、トップの朝令暮改はすべてを破壊します。
例えば創業企業のオーナーは、当然ですが有能です。
それゆえに部下には常に不満を持ちがちです。
自分に比べれば誰でも自分以下、と心底思ったら、
実はそこがターニングポイント!
部下を軽んじてしまうと、平気で前言撤回、朝令暮改。
「正しいのは俺様・私様→だから変更してもただ従え」
思いつくまま変更できるなら、決断するのは簡単です。
どんな人でも簡単なほう楽な方に流れます。
かくして奇妙な社内ルールがうまれます。
「すぐには、やらない」というルール。
どうせまた変わるから……。
やり過ごす、聞き流す、仕事しているふりだけが上達します。こうなっては崩壊は時間の問題です。
人の上に立つときには、自分への厳しさが一入必要ですが、これが、成功したときほど難しい!