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仕事と税金

社内フローも複式簿記で解決!

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

創業企業で経理を担当する場合、必須なのは問題解決能力と推進能力(いかなるときも、これが全ではありますが)
民間企業で起きる事柄には、概ね「金」がついてまわりますから、ほったらかしにしておくと最終のツケが経理に回ってくることが多いからです。
金が出てゆく、または金が入ってくる。
金が動くときに「紙」をどう動かすのか。
「金が動けば紙が動く」紙、つまり書面です。

その事柄が定着するなら当然データ化し、マニュアルに組み込みます。さてどうなるか?という段階なら、まずはアナログに紙を使い人手をつかいます。その場合、複式簿記でフローを考えるのが一番だと思います。

複式簿記は実によくできたシステムです。むか~し先輩が、
「頭の中で仕訳をきれていっちょまえ」と仰っていました。頭の中で金の動きを考えるなら、複式簿記がベストです。

そして図をかき、部署・人員・日程など書き入れていけば、
ハイ、解決!

 

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仕事と税金

面接する側も面接されている。

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

12月に賞与を受取ってから退職を申し出る。
ということで以前は1月に転職市場が活発になりました。
でも今のご時世、状況はどうでしょう?

昔々、バブル崩壊後、ず~っと転職事情の厳しいときに、
日商簿記1級を取得、続けて税理士試験に挑戦していました。勤務先が倒産したあとは、勉強時間を確保したい、受験講座を受けたいという事情もあり、契約社員やバイトでつないだり、正社員をなんとか探したりの日々でした。

さまざまな中小企業で面接を受けて驚きましたが、名前は名乗らず、挨拶さえしない!面接官がいました。
どういう状況であれ、人と人とが初めて出会い「さあこれから色々お話ししましょう」というシーンなのに。

翻って、某デパートでのごく短期間の事務アルバイト面接。単なるアルバイトなのに、ピシッとしたスーツにネクタイ、言葉遣いも態度も丁寧、親切な面接官でした。
慇懃無礼などではなく、心のこもった対応でした。
今日はアルバイトの面接にきた応募者であっても、明日はお客様になる、かもしれないのですから当然かもしれません。しかし、その徹底がさすがに素晴らしい!
求人に応募した側も、一社だけに絞っているわけではありませんし、その人には皆、家族、友人、知人がいるのです。

面接する側もされている! 相手への敬意が大切です。

 

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仕事と税金

「払わない主義っ」「え~っ!」

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

はるか昔、入社し、慌てて速攻で退社した会社のお話です。経理前任者のデスクに座り引き出しを開けました。
溢れる請求書。
無理に押し込んでいて、ザッと床に散らばりました。
支払い予定表があったので確認すると未払いだらけです。
継続的に発生するらしい経費だけは、90日?くらいで払っていました。
データで確認すると、買掛金は毎月少しずつの内払いになっていました。(払わなければ仕入れストップされますね)

放置されていた請求書は、もっぱら単発取引らしいものと飲食代でした。前任者のなんらかの不正という可能性もありますから、3日かけて現預金を含め精査し、一覧表を作成し、支払担当の女性役員に相談をかけました。

その答が、
「うちはそういうのは、なるべく払わない主義だから……」「……?」

単発取引はその時限りでいいし、飲食店はいくらでもある、
零細事業者には払わない、ということでした。
トラブルにならない理由を考え、円満に退職しましたが、
それにしても驚きました!
払わない主義!

その会社、その後吸収合併され、役員は総入替だそうで。
まあそうでしょうね。

 

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仕事と税金

決裁権限・職務分掌規程

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

中小企業で職務分掌規程をしっかりつくっているケース、
どのくらいあるでしょうか?
特に創業オーナー社長だと、どんなにささいな決裁権も手放さない場合も多いように思います。

事業が成功すれば従業員は増加し、職制・職位が生じます。しかし、決裁権を一切有しない管理職が部署をまとめるのは至難の業です。権限はなく義務と責任だけはある。
これではどうでしょう?
そんな組織では、根回しや社内営業などが活発になります。お伺いを立てるために稟議書がむやみに増えます。

創業した経営者にとって会社はわが子も同然。
人生そのものですから、何もかも自分が掌握したい、と願うのは理解できます。しかし忘れてはいけないのが、やがて自分も年をとるということです。
すべてを自分が!という状態に疲れる日がやってきます。
だからといって、急に権限を分け与えようとしても、
スムーズにはいきません。
すべてを支配したということは、すべてを依存させていたということだからです。

心配でしかたがなくても、気になって寝つきが悪くなっても、部下たちに権限を与える勇気が必要なのだと思います。

 

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仕事と税金

不正のハードルは山よりも高く!

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

事業経費の公私混同。
法人でも個人事業でも、もちろん租税回避行為、脱税です。そしてそれには付随する弊害があり、むしろそちらが重要だと私は思っています。

・真の事業損益を見失う
「え~と、今月は旅費交通費が多いけど、でもホントは家族旅行の分があるから、それを差し引けば……」などといちいち考えていたら面倒になります。
面倒→まあいいか。かくしてどんぶり勘定にまっしぐら。

・従業員がいる場合、下は必ず上に倣う
「公私混同しても、ちょっとならいいよね」
その感覚が社内にうまれてしまうと、隅々まで蔓延ります。人は「利益を得たい」という欲求よりも「損をしたくない」という欲求が強いそうです。
相続が争続になる現実を見ると、それは確かなようです。「あの人ズルして得!していない私は損!」となります。

・ルール遵守への意識低下
日々していることは、その人の価値観に多大な影響をもたらします。これは確かにルールを逸脱している、でも他ではちゃんと……とはなかなかいきません。
「一事が万事」はまさにそのとおりです。
大事な局面で、判断を誤る基になってしまいます。

不必要な税金は、例え一円でももったいない!
ですが不正へのハードルは、何よりも自分自身のために、
常に高く、高く!

 

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仕事と税金

傲慢はすべてを奪う

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

人を誤らせ、せっかく手にしたものを失わせる一番の原因は、「傲慢」ではないかと私は思っています。
事業だと、起業し、企画がヒットし、経営が軌道に乗り、
創業期→発展期→成熟期まで至ったのに、そのあとの衰退期で持ち直すことなく、という企業は少なくありません。

発展期にもっていくためには、事業家は人生の全てを総動員し、眠れない夜を何度も乗り越えます。
その結果なんとか成功までたどり着くと、
やはり「私、すごい!」「俺、すごい!」となりがちです。

運もあり周囲も助けてくれたのに、苦闘した自分だけを褒めて他者を軽んじると、「高転びに転ぶ」の言葉通りになってしまいます。
創業企業にあっては、裸の王様の隣にもれなく裸の女王様もいたりしますので、だれも「裸ですよ」とは言いません。
それまでの努力が水泡に帰す、なんとも残念でなりません。

謙虚であり続けることの難しさと重要さ。
自戒をこめて思います。

 

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仕事と税金 趣味と雑感

セルフレジは両替機!?

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

セルフレジへの現金投入、例えば1320円だとして。
1000円札や5000円札を入れ、次に硬貨。
レジさんに直接払う場合と同様に、お財布をのぞき込んで、
320円ちょうどを入れたり、400円入れたり、
520円入れたり、されている方をたまにお見掛けします。

私はどうしているかと言いますと、まずお札を適当に入れ、硬貨はお財布にある「全部」をジャラジャラ入れます。
機械ですから、金額が「どのように」オーバーしても、
何も問題はないわけです。
……レジさんに全部をジャラジャラ渡したら、
おかしな人!って、通報されるかも……
出てきたお釣りは、当然ですが、最も硬貨の枚数が少ないようになっています。何しろ機械ですから合理的です。

というわけで、現金払いが好きな私にとっては、
お財布すっきり! 両替機兼用!です。
クレジットカードは後払いで、一回払いなら手数料も無いので使います。でもチャージして使うものなどは???
だって「前払い」ですよね。
入りは早く、出は遅く、を信条としていた、
中小企業・経理出身の私としては、な~んか抵抗あり。

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仕事と税金 税理士試験

エレガントな「所得税法」

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

今月は税理士試験、
受験生の皆様のご健闘を心からお祈り申し上げます。

私は国税三法を取得しましたが、
最も好きだったのは所得税法です。
条文の文章が機能的で美しい!
簡潔でかつ理解しやすい!
(税法の中では、という意味ですが……)
数学者がよく「エレガント」という表現をしますが、
所得税法も素晴らしく「エレガント」だと私は思います。

それにひきかえ……。
受験はしませんでしたが、しっかり勉強した消費税法。
これは何といいましょうか、何でしょうか。例えば、

”その事業年度終了の日の翌日から
二年を経過した日の前日まで”

『イヤイヤ、なんかあるでしょ、他の言い方』
と思いつつ、実はけっこう癖になる!
そのヘンテコリンさが、まあ、好きでしたけど
(どないやねん!)