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読書

ご機嫌な三冊

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

後処理も含め確定申告が終了し、本日から三連休!!!
何しろ年末年始も仕事していましたからねっ。

お楽しみはこれからだ、というわけで三冊の本が傍に。

1,寿木けい:わたしのごちそう365
2,ミランダかあちゃん:今ある服でおしゃれになる
3,山田詠美:吉祥寺ドリーミンてくてく散歩……

ごろごろ休日のお供にピッタリ、ご機嫌な三冊です。
ゆっくりタラタラめくり、眺め、読むという幸せ。

法人の3月決算を控えてはいますが、しばしのくつろぎ。
しかも春の日差し。
しかも桜ももうすぐ。
いいですよね、たまにだからね、

と、空中に向かって言い訳をしつつ。

 

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仕事と税金

税法の「沼」

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

特に不動産関係の場合。
えっとこれは所得税法では……
それで貸し付け資産だから消費税法上は……
そして相続で取得したから相続税法では……
条文では、規定では、特例が~どこまで続くぬかるみぞ~

今はそれにプラス、
これは「紙」で、これは「データ」でねっ。
資料を紙で整理し、さらにPCの中で整理し。
あれっ?
なんか今の方がすることが増えているようですけど!
交通機関が発達したがゆえに日帰り出張が増えて、
なおさらバタバタしている営業マンと同じ?
少し違うかな?

ところで税法の沼ですが。
顧問先へ情報提供の必要があったので、
昔から採用試験に使われていて有名な、
某性格分析テストをやってみました。

結果、
「あなたは”調べる人”です」

ハイッ、そのとおり!

 

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趣味と雑感

座右の三冊

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

1,日本10大美術館
2,街で見かける雑草・野草図鑑
3,ターシャの言葉 思うとおりに歩めばいいのよ

この三冊はどれも写真が多く、目に美しい、目を楽しませる本です。座右に置いて、仕事の区切りでページをめくり、
リフレッシュしています。

幼い頃、庭や野山で見かける草花は私の心の支えでした。
どんな状況にあっても「美しいもの」は人を慰め、救ってくれると思います。

苦しい日々が続き、ふっと踏み出してはならない道を選びそうになったとしても、美しいものと、大切な誰かの美しい笑顔を思い浮かべれば、過たず生きてゆけそうです。

 

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読書

沢木耕太郎:「旅のつばくろ」

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

実に数十年ぶりに購入した沢木耕太郎の著書です。
(旅は海外ではなく、日本国内)

敗れざる者たち、人の砂漠、そして深夜特急。
息をのみながら読みふけった記憶があります。

年をとった沢木耕太郎の文章が美しく、胸にしみます。
抑制されているのに、静謐とも受け取れるのに、
行間からこぼれる熱さは不変です。

私は38歳のときに日商簿記・一級の勉強を開始し、
そして税理士試験受験勉強へと進みました。
そのころから、私的に読むのはとにかく読みやすい本にしました。リフレッシュとしての読書一辺倒でした。

肺腑をえぐられるような本、自身と真正面から向かい合わずにいられない本、は避けていました。
ですがこれからは、若い日と同じようにして本を読もう!
と思わせてくれた、沢木耕太郎のエッセイ集。

それぞれの書き出し。
ぽんと投げ出すように置かれる一節から、すーっと沢木耕太郎の世界が開きます。

 

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仕事と税金

脳育と体育のススメ

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

部活のようですが「朝練」をやっています。
あさいちでまず実務書の読み込み。
時間がとれないときはほんの数行であっても、
一日を学習からスタートさせよう!作戦です。

先達の諸先生方。
実際にお会いできるチャンスがなくても、
御著作によってその経験と知識を学ばせていただけます。
なんという幸せ。

そして体育もまた必須で、中高年こそ運動!
なんとなく気分が重いときも、体を動かせば脳も動きます。

脳育、体育。
年齢に合わせてこまめにメンテナンス!

 

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仕事と税金

社内フローも複式簿記で解決!

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

創業企業で経理を担当する場合、必須なのは問題解決能力と推進能力(いかなるときも、これが全ではありますが)
民間企業で起きる事柄には、概ね「金」がついてまわりますから、ほったらかしにしておくと最終のツケが経理に回ってくることが多いからです。
金が出てゆく、または金が入ってくる。
金が動くときに「紙」をどう動かすのか。
「金が動けば紙が動く」紙、つまり書面です。

その事柄が定着するなら当然データ化し、マニュアルに組み込みます。さてどうなるか?という段階なら、まずはアナログに紙を使い人手をつかいます。その場合、複式簿記でフローを考えるのが一番だと思います。

複式簿記は実によくできたシステムです。むか~し先輩が、
「頭の中で仕訳をきれていっちょまえ」と仰っていました。頭の中で金の動きを考えるなら、複式簿記がベストです。

そして図をかき、部署・人員・日程など書き入れていけば、
ハイ、解決!

 

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趣味と雑感

「不可能です」と答えてみたい!

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

いつからか巷で間々耳にする「〇〇は可能でしょうか」
最初は若い会社員が使っていたと思います。
これ、可能か否かを問う「質問」ですよね。
「お願い」ではありません。

例えば、ほぼ対等な取引相手に対して、
「納期を一か月延長していただくことは可能でしょうか」
これなら問題ないと思います。

ですが、本来は相手に「お願い」するべきシーンで使ってしまうと、上から強いている印象を与えます。

某月某日、とある飲食店で。
先方ミスにより席を替わることになったときのこと、
店員さん「席を替えていただくことは可能でしょうか?」

う~ん。
サービス業界隈では、以前から過剰な敬語と婉曲表現が大流行ですから、雑に言ったつもりではなく、丁寧かつ今っぽくてかっこいい言い方!のつもりでしょうか?
でもその認識は、ちょっとずれているような……。

発端が先方のミスで席を替えるのですから、ごく普通に、
「申し訳ありませんが」をつけて、
「席を替わっていただけますか」
「席の異動をお願いできますか」でいいと思います。
もっと丁寧なら、できますか→できますでしょうか。

この「可能でしょうか」が投げかけられるときって、
こちらはほぼ「イエス」しかないケースなんですよね。
そうか、それでさらに「押しつけがましさ」を感じるのね。

いつか機会があったら、
「不可能です!」と答えてみたい。

 

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仕事と税金

面接する側も面接されている。

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

12月に賞与を受取ってから退職を申し出る。
ということで以前は1月に転職市場が活発になりました。
でも今のご時世、状況はどうでしょう?

昔々、バブル崩壊後、ず~っと転職事情の厳しいときに、
日商簿記1級を取得、続けて税理士試験に挑戦していました。勤務先が倒産したあとは、勉強時間を確保したい、受験講座を受けたいという事情もあり、契約社員やバイトでつないだり、正社員をなんとか探したりの日々でした。

さまざまな中小企業で面接を受けて驚きましたが、名前は名乗らず、挨拶さえしない!面接官がいました。
どういう状況であれ、人と人とが初めて出会い「さあこれから色々お話ししましょう」というシーンなのに。

翻って、某デパートでのごく短期間の事務アルバイト面接。単なるアルバイトなのに、ピシッとしたスーツにネクタイ、言葉遣いも態度も丁寧、親切な面接官でした。
慇懃無礼などではなく、心のこもった対応でした。
今日はアルバイトの面接にきた応募者であっても、明日はお客様になる、かもしれないのですから当然かもしれません。しかし、その徹底がさすがに素晴らしい!
求人に応募した側も、一社だけに絞っているわけではありませんし、その人には皆、家族、友人、知人がいるのです。

面接する側もされている! 相手への敬意が大切です。

 

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読書

加藤俊徳:[すごい左利き]の、すごい販売戦略!

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

この本が出版されてすぐに購入したのですが、内容よりも、「販売戦略すごいなあ!」といたく感心しました。
10人に一人くらいが左利きだそうです。
で、その左利きがこの本を書店で見かけたら、
相当購買意欲を刺激されるはずだからです。

かくいう私も左利きですが、箸と鉛筆は親が矯正したそうで右です。結果、長じてから現在まで日常生活はほぼ半々。
左右両使いです。例えばメイク。顔の左側は左手で、右側は右手でメイクします。今となってはかえって便利ですが、
子どものころは不自由でした。

ハサミは右利き用ですし、家庭科の時間はいつも怒られ、(裁縫針はいまでも左のみ)包丁を左手で持って怒られ。
多かれ少なかれ左利きはそういう経験をしているので、
この本を見かけたら、買う気になるでしょう?!

そうかあ、10人に一人の少数派だったのかあ。
しかも3月生まれ、早生まれです。さらに少数派!!!

 

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仕事と税金

「払わない主義っ」「え~っ!」

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

はるか昔、入社し、慌てて速攻で退社した会社のお話です。経理前任者のデスクに座り引き出しを開けました。
溢れる請求書。
無理に押し込んでいて、ザッと床に散らばりました。
支払い予定表があったので確認すると未払いだらけです。
継続的に発生するらしい経費だけは、90日?くらいで払っていました。
データで確認すると、買掛金は毎月少しずつの内払いになっていました。(払わなければ仕入れストップされますね)

放置されていた請求書は、もっぱら単発取引らしいものと飲食代でした。前任者のなんらかの不正という可能性もありますから、3日かけて現預金を含め精査し、一覧表を作成し、支払担当の女性役員に相談をかけました。

その答が、
「うちはそういうのは、なるべく払わない主義だから……」「……?」

単発取引はその時限りでいいし、飲食店はいくらでもある、
零細事業者には払わない、ということでした。
トラブルにならない理由を考え、円満に退職しましたが、
それにしても驚きました!
払わない主義!

その会社、その後吸収合併され、役員は総入替だそうで。
まあそうでしょうね。

 

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