カテゴリー
仕事と税金

付箋を「風景」にする人

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

職場でも自分の住まいでも、付箋・メモを貼りまくる人。
貼り過ぎて、ただの「風景」になってしまうようです。

昔の上司がそうでした。
最終的に電話の受話器(電話が当たり前の時代。懐かしい)に貼って「これならいつも目につくから絶対大丈夫!」
とおっしゃっていましたが、私は内心、

いつも目につく→いつもあって当然→当然なので気にしない

になるのでは?と思っていました。
何か大事な期限だったようですが、結局お忘れに……

付箋がはがれたり、貼りっぱなしで薄汚れたり、
文字もなんだか滲んでしまったり。定期的に「付箋の見直し」をしないと、風景まっしぐらです。

「付箋見直しデー」を設けたらどうでしょう?

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリー
仕事と税金

非接触は悲しからずや

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

非接触という言葉。
本来の意味と離れ、最初はキャッシュレスが~~などで
広く周知されたと思います。

それがここ数年、物ではなく人と人とも非接触。
テレワーク(リモートワーク、この違いが?)も
どうやら下火になりそうです。
しかし、この間の新入社員、新入生、大変な経験をされたと思います。
人も群れで生きるはずなのに、距離を取れ!

すでにその環境・組織に適応していればまだしも、
新しくその場に入ったのに非接触。
何をどうしろと?

でも、悩んだこと苦しんだことは無駄にならないはずです。いつかその経験が役立つ日が来るのではないでしょうか。

ところで、非接触で良かった点。
義理ある飲み会!
これは会社員の方からよく聞きます。
社員旅行とともに、忘年会も滅亡?

楽しいのは、お偉い方々だけですものね。

ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリー
読書

数学者・岡潔の相貌が凄い!

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

〈数学する人生〉:岡潔/森田真生編
編者が選び抜いた、偉大な数学者・岡潔の随筆集です。

岡潔は世界的な数学者であり、かつ、
思想家としても随筆家としても超一流。
しかも言葉のひとつひとつが美しい。
のは、よく知られていますが、

この文庫に使われているお年をめしたときの顔写真。
相貌がそれはもうもう「知性の塊」です。

いや、凄い。

もし現実にお会いしたら、緊張で気を失いそうです。
人の顔。特に年をとってからは人生そのものが表れます。

知性の塊、ですがお優しそうでもあります。
凄いなあ、の一言です。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリー
仕事と税金

士業は終わり、とず~っと言われて

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

OA革命/ペーパーレスと叫ばれたのは数十年も前。
CDーROMが登場し、士業はこれですべて終わり、と言われたのも数十年前。
そしてまた、デジタル化が~~AIで士業は~~

確かに先鋭的な方々が社会を牽引するのでしょうし、
現在は過渡期。といいますか、ずっと延々と過渡期ですね。物事はなべて、キシキシと音をたて、きしみながら変わっていくのだと思います。

ところでサブスクサブスクっていいますが、
税理士業/顧問契約って、ず~っと前からサブスクですよね!

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリー
趣味と雑感

わっ、キレる老人!いばりんぼう?

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です

某公共施設でのできごと。
どう考えても理不尽な言いがかりをつけられました。
相手は男性で、おそらく後期高齢者と思われる方でした。

詳細は控えますが、こちらが『血圧大丈夫かしら?』
と内心危惧するほど、どんどんヒートアップ。
ご自身の言葉でエスカレートしてしまうご様子でした。

だいぶ前から、このような現象について、脳科学等の観点からさまざまに考察されています。
しかし私見ですが、男性の場合は「元・いばりんぼう」が割合に多いからではないでしょうか。

歴史的に、男性のほうが圧倒的に社会的地位・権力を得てきたのは事実ですし「最後に残る欲は権力欲」とも言います。

しかしリタイヤしたら。
もうはや、いばる相手がいません。
家庭でその分をいばったりしたら、居場所をなくします。

私が遭遇した方も『現役の頃はさぞかし、いばりんぼう』とお見受けしました(失礼)

……こういう方って、強い相手にはキレないのでしょうね。もう遭遇しませんように。くわばらくわばら……

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリー
仕事と税金

レジュメばっかり作っております 消費税

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

と、一句詠みたくなる今日この頃。
税率アップ、複合税率、そして今度はインボイス制度。
顧問先にどうお伝えするか、わかっていただくか。

『だから、かいつまんでさっさと言ってくれ~~』
という視線が痛い!

消費税は、細部も理解していただかないと先に進めません。例えば用語も、課税対象外⇔不課税 一般課税⇔本則課税
どちらが本来の言い方か、正しいか、などではなく、
その顧問先が認識している言葉に合わせています。

紛らわしい用語一覧表も準備していますが、
そもそも端数処理だけとっても、切捨、切上、四捨五入。「どれでもいいです。加えてインボイスでは~~」
と御説明しつつ、

『どれでもいい、がまず変じゃないですか?』
『そして今度はインボイスだと何が違うんですか?』
心の声が想像できます。

さらに電子帳簿保存法との絡みもあります。
「電子取引はデータ保存が義務。でも消費税では~~」

『えっ、またなにか違うんですか?』
同上。

心の声を減らすために、わかりやすいレジュメが必須です。わかりやすく、しかも誤解させず。
う~ん! 至難の業!

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリー
読書

「今」を教える書籍のタイトル

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

やはり書店の実店舗には行きたい。
平積みされている本のタイトルを眺めたい。
これを見れば今がわかる!からです。

出入り口やエスカレーターのそば、棚前、
平積みされている本のタイトルは「今」そのものです。
〇〇歳から~ 年収△△で~~  □□の節約
高齢化社会、続く経済の停滞、如実に表れています。
私の若い頃にはあまりみかけなかった、
〇〇しなさい、という指示・命令形のタイトルも多い。
これは不安の表れでしょうか。

そしていつもの棚を過ぎてから、ふと目にとまる本。
新しい著者との出会いが書店を歩く醍醐味です。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリー
趣味と雑感

自分以外の「主人」

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

自分の主人は自分。
どんなイデオロギー・思想などが相手でも、
ここさえ揺るがなければ大丈夫だと思います。

誰かに何かを丸ごと判断してもらうなら、それは依存。
最終的に自分が決めた、選んだと思いこんでも、
悩み苦しむというつらさを手放せば、
それは主人の座を明け渡したのと同じです。

自分以外の誰かを自分の主人にしてしまったら、
それはもう自分の人生ではなくなってしまう。
苦しんで選び、その結果も受け取める。

生まれ育ち以外は、生きるうえでの喜怒哀楽、
100%自分の領分です。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリー
読書

金井真紀:〈虫嫌いはなおるかな〉

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

目からうろこがボタボタ落ちた一冊です。
私の虫嫌いは子どもの頃からで、長年悩んできました。
刺したりしなければ嫌う理由は無く、益虫・害虫は人の都合での分類だし、生き物としては大先輩!なのに。

この著者も同じくで、その悩みを克服すべく、
色々な昆虫関連の識者(達人!)に教えを乞うべく、
インタビューしたのが本作です。

最も驚いたのが、あの黒いGのこと。
持っている細菌は大腸菌くらい。そして、嫌がられ始めたのは戦後くらいからということです。

なるほどねえ。
殺虫剤その他関連事業、やまほどあります。一大市場です。メディアにとっても広告主です。
そうだったのかあ、と今頃気づきました。

そして読了後、私の虫嫌いは?
以前よりは昆虫との距離が近くなった気がします。
気がします……そうです、そんな気が……。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
カテゴリー
趣味と雑感

慣れるという怖ろしさ

福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。

ヒューマンエラーによる事故。
見聞きするたびに、慣れることの恐ろしさに思い至ります。そしてその誤りは、重複している場合がほとんどです。
誤りがそこかしこで発生している組織・集団。
濁った水の中で何かが発酵し、ブツブツ泡立っている状態。

私の知る限り、その組織・集団で真っ先に腐ったのはトップです。プラス取り巻き。
いったんそういう集団・組織になってしまうと、そこから良き人は離れ、その汚濁に適応できた人だけが残ります。
これ、外部からはなかなか窺い知れないので困りものです。

もしなんらかの違和感を感じたら、
言葉にできないけれど躊躇したら、
自分の直観・経験則を信じて他の選択肢をさがす。
それしかないように思います。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ