(3)会社員の社会保険

会社員の社会保険には3種類あります。(分類の仕方は様々ですが)

①労働保険(雇用保険+労災保険)
・雇用保険料は、会社も従業員も負担します。(従業員は給与・賞与から天引きされます)
・労災保険料は、全額会社が負担します。

いずれの保険料も算出ベースは”賃金”です。
残業をしても、ベースアップになっても、必ずこの労働保険料は高くなります。

雇用保険の被保険者番号は[永久番号]です。
一度どこかに雇用され、雇用保険に加入すれば、その番号を一生使います。
氏名・生年月日等で特定し、データベース化しているようです。

もし雇用保険被保険者証を紛失しても、すぐに特定出来ます。
転職した履歴も、失業給付を受けた履歴も、行政機関のデータには残っています。

従業員は雇用保険の対象ですから失業給付を受けられますが、役員は違います。
役員はそもそも委任業務を遂行しているだけで、労働者ではありません。
労働保険は、その名称通り労働者のための保険です。(例外はあります)

さて、業務中に怪我などをした場合、従業員は当然”労災”として処理されます。

では役員は?
役員は労働保険の対象ではありませんので原則として労災は使えません。

それなら健康保険で?
ところが、健康保険は”業務外の傷病”が大前提となっています。

例外はありますが、労災も健康保険も使えない=自費で賄うことになります。
いわゆる”保険給付の谷間”として長年問題視されています。    (・・・続く)

(この記述内容はあくまで一般的なケースでかつ詳細は割愛しています。ご了承下さい。)

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