少し前、山本兼一作:[まりしてん誾千代姫]を読みました。

全く知らなかったのですが、柳川藩の藩祖・立花宗茂公の妻が誾千代姫(ぎんちよひめ)。
女性ながら頭脳明晰かつ武術にも優れていたと、今に伝えられる方が主人公です。

読み応え十分でしたが、作中に、
博多湾・立花山・三日月山・宝満山~~、福岡の地名等が次々に出てきます。

戦国時代とそれ以後を題材にした小説は、それなりに読んだつもりでいましたが、
常に主人公はメジャーな”中央の人”。場所も京都、大阪、江戸・・・。

しかし、考えてみれば当然ですが、中央だけが戦国時代だったはずもなく、
どの地方でも絶え間ない戦乱の世であったわけです。

そこかしこに山城を築き、中央の動きも探りつつ、間近の敵と戦っていた。
天下国家がどうした以前に、その地域々々でそれぞれが生き残るための戦い。

馴染みのある地名・場所ですから、いっそうリアルで、
『そうかあ、日本中至るところでね、それはそうね・・・』と目からウロコでした。

誾千代姫はとても怜悧なハンサムウーマン!!。一読お勧めです。

 

 

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