3月14日、作家の北原亞以子氏が亡くなられました。

小学低学年の夏休み、何故か「旗本退屈男」の文庫が一冊だけ家にありました。
訪問客どなたかの忘れものだったのでしょう。

その頃は学校の図書室にある今昔物語や宇治拾遺物語、雨月物語、
子供向けの外国文学ダイジェスト版を読んでいましたが、
小学校の図書室の蔵書ですから単行本です。

生まれて初めての文庫本が、旗本退屈男!!
昔の文庫本には、漢字にルビがふってありましたので、小学生でも読めました。
とてもとても面白かったのです。

長じてはさまざまなジャンルの小説を読み耽りましたが、
中年以降、回帰したというべきか、時代小説を楽しみに読むようになりました。

池波正太郎、藤沢周平、女性の時代小説作家で最も好きなのが北原亞以子氏です。
もう新作を読めないのかと思うと残念でなりません。

 

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