福岡市の税理士・世利です――

いずれは電子書籍が多数派になるでしょうか。
装丁、紙質、ページをめくったときの感触。
それも本を読む楽しみの一つだと、私は思っています。

穂村弘の〔鳥肌が……〕は、装丁自体が面白く素晴らしい。
内容はもっと素晴らしい。
ザワッと鳥肌がたつシーンの数々。
自分の感覚が共鳴し、穂村弘の世界に入りこみました。

すっかり見慣れたものの中に、未知なるものがひっそり隠れていて、
フッと振り向くと、知っていたはずの風景が暗転。
異邦人は自分だったと気づく瞬間と恐怖。
そういうエッセイがぎっしり詰まっています。

いつも思うのは、歌人、詩人、俳人。
こういう方々の”言葉”への厳しさ。
言葉の選び方が誠実そのものだと思います。
エッセイであっても、それは見事に同じです。

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