福岡市の税理士・世利です――

これから多くの企業で年度替わりをむかえます。
会社員なら命じられて、異動、転勤、それはそれで悲喜こもごもです。

しかしオーナー社長、事業家の場合には、誰も命じてはくれません。
出処進退、世代交代、自分で”決断”するしかないのです。
これはこれで相当キツイと思います。

現在は後継者がいなくて解散する企業も多いようですが、
後継者がいる場合にも、タイミングを誤ると企業の存続に関わります。

まだ若い四十代、五十代のころ、
「還暦になったら社長は引退して……」と潔くおっしゃっていたのに、
実際に還暦近くになると、
「まだまだ心配でねえ、引けないから、まああと五年くらいして……」
そしてその時期になると、
「会長になるけど、代表権はそのままで……」などなど。

年齢を経るほど”権力””地位”に固執される方も多いように思います。
私の知る限り、御一方だけ、これに成功した方がいらっしゃいます。

その方は六十才で会長になりました。
そののちは現場に顔を出されても、古い社員がこもごも直訴?しても、
「それは社長に……。それも社長に……」

決して経営に口を出したりせず、あくまで新社長を立てて、
社員には見えないところでサポートされました。

お見事!
引き際とはこうあるべし、のお手本のようでした。

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