福岡市の税理士・世利です――

この作品のモデルは、女性で初めて文化勲章を受章した、
上村松園だと聞いていますが、あくまで物語です。

もう数十年前。
購入してあまりの面白さに、繰り返し読んだ覚えがあります。

美に対する情熱、女性としての情念。
与謝野晶子もそうですが、何という強さ、イエ、強靭さ。

……この”強靭” 靭は、革と刃。まさにしなやかにして強い!……

ところで本筋とは外れたお話しですが、
主人公の母親が口にする「外は北風でも、家の中はあたたか」

寒い季節にこの言葉をよく思い出します。
家の中があたたかければ、ただそれだけで、
辛い世間に立ち向かい、浮世を渡ってゆけます。

私の場合は、プラス〔かごの中に毛糸〕
外は木枯らしでも、毛糸のやわらかな手触り、美しい色。
これで満足して幸せです。 

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