福岡市の税理士・世利です――

ふっと思い出した、漫画家・滝田ゆう。
ああ、昔よく読んだ、あの吹き出しの……。

懐かしくなって書店で探すと、〔落語劇場〕文庫本がありました。
ネタは落語ですから、それ自体で面白いうえに、
滝田ゆうの絵とドンピシャ!です。

吹き出しで私が昔も好きだった、
〔寝ている猫〕〔ジョウロ〕も随所に描かれています。

それいしても、何という独特の時間の流れ。
透明な春の陽ざし、秋の乾いた風。
それが絵から伝わってきます。

そして匂い。絵なのに確かに匂いを感じます。
夏の草いきれ、下町の食べ物。

稀有な作家の、稀有な物語が、
ひとつ、もうひとつ、ギッシリ詰まっている本です。

 

 

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