福岡市の税理士・世利です――
節約は良いことですが、昔から色々な言われ方をします。
ケチ、吝嗇、始末屋、倹約家。
かろうじて[倹約家]には褒めているニュアンスがありますが、
あとはどちらかと言えば貶し言葉?
――山崎豊子の短編小説:[しぶちん]は、
吝嗇をあますところなく描いています。面白い!
大阪弁では、この[しぶちん]という言い方もあるようです。
[六日知らず]は、たぶん落語で聞いたのだと思います。
指を折って日数を数える場合、
1,2,3,4,5,そして6も数えるなら、握った小指を立てます。
ですが、5まで数えた時点で”拳を握った状態”になっています。
せっかく、”自分の手で握ったもの”を離すのはイヤ!
それが例え小指でもイヤ!
だから、6日が数えられない⇒六日知らず。
お後がよろしいようで。