福岡市の税理士・世利です――

さまざまなプリペイドカード。
交通機関のみならず、物品の購入にもごく普通に使われています。
しかし、これはつまりは[前払い]です。

支払をするなら最悪でも同時、なるべく長い期間の後払い。
[入りは早く、出は遅く]が染み付いた、中小企業の経理経験者としては、
『前払いっ、とんでもないっ』――と思ってしまい、非常に抵抗があります。

『キャッシュを寝かせるなんてっ』
と、反射的に考えるのは、知恵を絞った資金繰りの後遺症でしょうか。

最終的に資金の手当てをするのは、モチロン経営者です。
ですが、
何か方法はないか、支払交渉の余地はないか、数字を読み間違っていないか。
資金繰り表を睨みつけて頭をひねるのも、経理の仕事でした。

ごくごくまれにですが、今だに夢に出てきます。
銀行からの電話で「小切手の取り立てに当座が不足しています」
夢の中でも、血の気がスーッと引いて胃が痛くなります。
(現実には、当座残を読み間違ったことはなかったのですが……)

――経理職をしていた私でさえそうですから、
   起業されたほとんどの事業家は、更に御苦労されたと思います。

同じように、消耗品雑貨等の買い置きもあまり出来ません。
どうせ使うものなのに?
イエイエ、こちらは『在庫過剰⇒不良在庫』と思ってしまうのです。

時代に逆行していても、前払いあまり出来そうにありません。
金利手数料無料のクレカ1回払などは別として、
[いつもニコニコ現金払い]→死語?を続けることになりそうです。

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