福岡市の税理士・世利です――

社員は社長の鏡……ではないでしょうか。

何といっても、上から順番に影響力を持ちます。
人事権を持っていれば当然で、昔から言うように[下は上に習う]のです。

建前と本音があるとしたら、上は建前を伝えたいでしょうが、
実際に伝わるのは[本音の部分]だと思います。

例えば、税務上も問題があるような公私混同を経営陣がしていれば、
形を変えて社員もまったく同じ事をするはずです。

そうなると、社内の全てに関して[不正]が蔓延してしまいます。
いくら利益を上げても、ザル状態になってあちらこちらで洩れるのです。

少し前に[損失回避]について書かれた本を読みましたが、
人は[利益を得たい]よりも[損をしたくない]という意識が強いそうです。

『あの人あんな事している、それに比べて私は損をしている』という意識は、
子供じみているようですが、行動の強い動機になってしまうようです。

上場企業はまた別かもしれませんが、
中小同族企業の場合、特に創業期は、社風を作るのは経営陣です。

社歴の長い社員達をつくづくみれば、その彼らこそが[鏡]だと思います。

しかし、黒字経営までの長い道のりで呻吟し、資金繰りでは夜も眠れず、
次には組織づくりで悩み、最終は後継者育成に至るまで、
経営者の悩みには終わりがありません。

多少なりともお役に立てる税理士でありたいと思っておりますが……。

 

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