福岡市の税理士・世利です――

■給与計算における所得税の処理 ⑦

□給与から差し引く税額は、

”ふしん”提出有り⇒甲欄=基本的にこの人の分は年末調整をします。
    〃  提出なし⇒乙欄=この人の年末調整は”ふしん”を提出している会社がします。

給与の総支給額に対して、所得税を引くわけではありません。
まず通勤費は原則非課税(規定超は課税)ですから計算に入れません。
そして、[通勤費以外の支給額マイナス社会保険料の金額]を税額表に当てはめます。

□賞与からも当然所得税を差し引きますが、給与とは計算方法が異なります。

これも詳細が税額表に記載されていますが、[前月の給与]が関係します。
賞与から差し引くのに給与が関係するのが不思議かもしれませんが、
これにより、例えば、
[賞与の額が同じ、扶養等条件も同じ、前月給与額は違う]と、
賞与から引かれる所得税の額が違うという事がたまにあります。

従業員同士で話して、
「同じ賞与額なのに、引かれている税金が違います!」とクレームが来たりしますので、
やはり給与ソフトを使用していても、計算方法は知っておくべきです。

以上のように、毎月の給与と賞与から所得税を差し引きますが、
これはあくまで概算ですので、年末調整をして会社レベルでの正しい金額にします。

尚、給与ソフトの設定をみると、固定賃金/変動賃金という区分がありますが、
こちらは社会保険料の算定に関係します。(後日記述します)

 

(この記述内容はあくまで一般的なケースでかつ詳細は愛しています。ご了承下さい)

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