福岡市の税理士・世利です――

■給与計算における所得税の処理⑤

税務署から毎年、「平成○年分 源泉徴収税額表」が送られて来ます。
給与計算を担当するのであれば、一度だけでも、
隅から隅まで目を通すと非常に役立つと思います。

毎月の給与から差し引く所得税は、この税額表を見ます。
これを開くと、最初にあるのは[月額表]です。

――月額というのは、”月給制”という意味ではなく、”月払い”という意味です。
日払いや週払いではなく”月払い”ですので、普通はこれに該当すると思います。
そして、[甲][乙]という欄があります。

甲欄、乙欄って、何でしょう?

従業員を採用した場合、[所得税]に関して提出させるものが、
扶養控除等(異動)申告書です。(通称・ふしん)

新入社員に、その年の年末調整まで”ふしん”を提出させない企業がたまにありますが、
今年入社であれば、すぐに[平成27年分~]を提出させます。
そして、年末調整時には、他の社員と同様[平成28年分~]を提出させます。

次回記述しますが、”ふしん”を根拠に、
月々の給与計算から差し引く源泉税額を計算するからです。

加えて、中途採用で前職有りの場合、
入社時に [前職の源泉徴収票] を提出させるのが一般的です。

しかし、中小企業の場合、その年中に離職するケースもありますので、
こちらは逆に、[年末調整時に提出]が面倒がないと思います。

ただし、早目に本人に通知しておかないと、
「前の会社に連絡したんですがまだ送ってくれません……」という事態がかなり起きます。

 


 


(この記述内容はあくまで一般的なケースでかつ詳細は愛しています。ご了承下さい)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。