福岡市の税理士・世利です――
昔は正月のお餅をおろして食べる鏡開きは、
本日・1月15日だったと記憶していますが、最近は11日にするようです。
地域によるのでしょうか。
お餅は、現在は贅沢品ではなくなったようですが、
[栄耀の餅の皮]
財力を手に入れ、贅沢に慣れきって、
剥く必要もない餡餅の餅まで剝いてしまい、中の餡だけを食べる。
確かに、とんでもない驕り高ぶりです。(そもそも餅は美味しいのにっ!)
そうそう清廉にというわけにもいきませんで、
レベルは違っても、何かで我知らず驕るというのはあり得ます。
用心深く注意深く、そうならないように自戒しています。
一頃よく耳にして、とてもじゃありませんが好きになれなかったのが、
人間関係についての [切る] という言い方です。
他に表現する言葉はいくらでもありますから、
この言い方も、驕り高ぶりの現れのような印象を受けました。
切るのは、お餅だけに致しましょう。
しかし、大きな鏡餅、水につけていても、割るのも切るのも至難のワザです。
「癪に嬉しき男の力」と言いますが、鏡開きにも男性は頼りになりますね。