福岡市の税理士・世利です――
「魔」という文字は、林の中に鬼がいて、文字自体が恐ろしいですが、
逢魔が時。
黄昏時=誰そ彼は(たそがれ)=のあと、
薄闇で、人の顔を一瞬見間違えそうな時刻を過ぎて、
闇に入る前のごく僅かな時が[逢魔が時]です。
そういう時には魔に出逢いそうだと、感覚としてよくわかります。(禍刻が語源?)
魔が差す。
これは、同情すべき状況があれば、とりあえず魔のせいにしておこうという、
狭い国土に暮らしてきた日本人の、素晴らしい知恵だと私は思います。
好事魔多し。
これを長く誤解していました。
[良いことばかり!と喜んでいると、急に悪いことがやってくる]のだと思っていたら、
どうも[順調に進んでいる物事には、邪魔が入りやすい]という意味のようです。
――と書いていて、[邪魔]って、すごい漢字だと気が付きました。
”よこしまな魔” とーっても、悪いヤツですね――
明日はハロウィンで、商店等では年々飾り付けが盛んになっていますが、
元をただせば収穫祭だそうです。
日本にも古来からの[新嘗祭]があります!!!
しかし、ちょっと地味でしょうか?
ハロウィンに対抗して、可愛いキャラクターがあるといい?かも……。