福岡市の税理士・世利です――

先日、書店の新刊文庫コーナーで向田邦子のエッセイ集をみました。
現在も刊行されているのに驚きましたが、
根強いファンと、それを引き継ぐ新しいファンがいるのでしょう。

亡くなられた時の衝撃は、今でも鮮明に記憶しています。
当時、週刊誌の連載はもちろん読み、単行本もほとんど購入していました。

その時点では、自分よりずっと年上の、
[脚本も小説もエッセイも面白い、才能煌めく女性]でした。

そして今、向田邦子よりも自分の方が年長になってしまいました。
年齢は追い越したのですが、
ではこの長い年月、自分は何をして来たのか、何が出来たのか。

中原中也の詩 [帰郷] の一節に、

「~おまへはなにをして来たのだと……吹き来る風が私に云ふ~」

お盆、お墓参り、帰省。
故郷の風に、ときに甘やかされ、ときに慰められ、ときに諌められ。

ときには「はい、これをしましたっ!」と言えるように、
夏を乗り切り精進したいと思っています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。