経理・総務は、社内ではなかなか友人が作れません。
正確に言うと、社内の他部署には・・・です。

大企業は別ですが、
中小企業では、経理担当者は会社の情報のほとんどを把握しますし、
総務担当者は役員/従業員の個人情報をまるごと把握します。

限られた人員で業務にあたりますので、
完全分業で、職位により接する情報も異なる、とまでは中々いきません。
管理職も一般社員も、同じ情報を共有することが多いのです。

分断し分業すれば、共有する情報を制限できますが、
それでは、中小零細では業務に支障をきたすことになります。

職場ではモチロン守秘を徹底できていても、
他部署の社員と友人付き合いをしていて、ちょっとアルコールでも入れば、
ほんの少し口をすべらせる……ということもあり得ます。

その 友人が、何の悪意もなく、さほど重要な情報とは思わずに、
聞いたことをさらに他者に話してしまったりすると、
人と人とは、思いがけないつながりがありますので、口から口へと……。

自分の業務に忠実に誠実に、守秘を徹底するためには、
他部署とは適度な距離をとる必要があるのです。

社外に対しては、それ以上に慎重な対応が求められます。
癒着して便宜をはかるなどというのは論外ですが、情報の取り扱いも重要です。

例えば、日常慣れ親しんだ金融機関の担当者だからと油断して、
「今日、社長は病院に行っておりまして……」
ウカツに教えてしまって大問題!という事もあります。

しかし反面、コミュニケーションは業務遂行に不可欠ですから、
経理・総務の立場は、なかなか難しいものです。

――以上、福岡市の税理士・世利でした。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。