[カナヅチから、4泳法出来るようになるまでの軌跡]
■平泳ぎ⑥
陸上での練習は、これをしたからキックが出来る!というのではありませんが、
少なくとも自分が何をしなければならないかは、よく理解できます。
レッスンでは、コーチの目と回りの目を意識して、常にかなり緊張しています。
また、水中では何をするにも慣れるまでは余裕が持てず、あわてます。
比較すれば、陸上で、自宅でする練習はいつでもゆったりした気分で出来ます。
このベッド上での練習で、キックの形についてイメージをつかむことが出来ました。
(あまり無理をすると膝裏を傷めますので、要注意です!)
……平泳ぎのキックではありませんが、例えば姿勢も、手のかきも、
自宅の鏡前だとさまざまなシミュレーションが出来ます……
並行して、自己練習では、最初は壁につかまってするキック練習をメインにしました。
レッスンでは、最初からビート板でのキック練習がメインでした。
しかし、平泳ぎのキックに慣れない内は、うろたえて腰がどんどん沈みます。
足が底につくかというくらい沈みます。
腰が沈むので、ビート板を力まかせに押さえることになり、ますます姿勢が崩れます。
そのまま無理やり練習しても、あまり上達しないように思いました。
レッスンではコーチの指示通りの練習をし、
自己練習では壁キックを続けて、多少なりとも自分なりに姿勢がとれるようになり、
気持ちに余裕が出来てから、ビート板キックの練習をしました。
(続く……)