ついに消費税率アップです。
消費税は実に変動著しい税法です。
他の税法も、現実に対応するため、ツギハギと言いますか様々に改正されますが、
特に消費税法は、
・平成元年に施行された、他の税法と比較すればまだ新しい税法
・すべての人が税負担をする税法(すべての人から徴収出来る税金)
この2点からも、改正は今後も続くと思います。
すべての人が…という点では、とても公平な税法だと私は考えています。
現実問題として、税金を給与天引きされる会社員と、
申告納税方式により納付する事業者との差は、種々の問題を含んでいるからです。
しかし消費税は、
[消費税が課されている消費]をする限り、それが誰であれ負担します。
誰も逃れることは出来ない!!この点では非常に優れているのです。
ただ、納付という点でいうと、滞納が多いのも事実です。
消費者が負担していても、事業者が納付しないのでは税収にはなりません。
この点、消費税導入時に(事務負担の面からも)帳簿方式ではなく、
インボイス方式が良かったのかもしれません(そのデメリットも当然ありますが)
今回税率が上がれば、納付の[金額]も当然増加します。
納付する事業者は、資金面をしっかり管理しておく必要があります。
事業資金に流用してしまわないよう、目に見える形で[納税額確保!]
さて、わかったようでわかりづらい消費税の仕組みについてですが、
(……続きます)
(この記述内容はあくまで一般的なケースでかつ詳細は割愛しています。ご了承下さい)