■損金と費用、益金と収益

税理士は、ごく普通に《損金》《益金》と言ってしまいます。
しかし、仮に経理職についていても、
簿記の知識だけの場合は、《費用》《収益》とのみ、認識しているはずです。

経理は日々複式簿記により記帳をし、それは決算まで続くわけですが、
ここで実は《会計》と《税務》という問題が出てきます。

・損金/益金、は法人税法上の「用語」です
・費用/収益、は会計学上の「用語」です

・会計上は費用であっても、税務上の損金には出来ない場合(逆もあります)
・会計上は収益であっても、税務上の益金にはならない場合(逆もあります)

会計と税務の問題が、イコール会計処理と申告書作成の問題です。
会計処理と法人税法による処理が、
すべて一致していれば実は何の問題もないのですが、異なるものがあります。

「何故?ややこしい」と言われそうですが、これは第一義として「目的」が違うからです。
ここがなかなか飲み込めない点かもしれません。

・法人税の目的=税金の正しい計算
・会計の目的=会社の営業活動を記録し、資産や負債を明らかにしたい

目的が異なりますから、処理が異なるものが発生します。       (……続く)

 

 

(この記述内容はあくまで一般的なケースでかつ詳細は割愛しています。ご了承下さい)

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