OA機器だろうと何だろうと、とりあえず《機械》と呼ぶわけですが。
最初に我ながら、『あらっ、これはまずいっ』と自覚したのは、
かな~り前ですが、駅の自動改札での出来事でした。
あとから判りましたが、切符を買い間違えて料金不足だったため、
当然ですが《パターン》と締まりました。
しかし、
『何これ、誤作動だわっ!』むしろ若干怒りつつ、強引に突破したのです。
……最近は、改札口の側に必ずと言っていいほど駅員さんが立っていますが、
そのときはたまたま誰もいなかったので……。
『私の間違い?』とは思いもしない、何という自信満々の世渡り!
かろうじて、まだ駅構内にいるときに自分の間違いに気がつきました。
カッコワルイと思いつつも、引き返して不足料金を支払ったのですが、
以後は 《とりあえず最初に自分を疑う》 を心がけております。
心がけてはおりますが、
「えっ、私何もしていないのにっ」とパソコンに怒っていたり、
「私が使うと紙詰まりするのよっ」と複合機の前で嘆いていたり、
そういう中高年の方をお見かけすると、
ホントホントっ、機械が悪い、ねっ!とシンパシーを感じるのです。