漫画家・東海林さだお

この方のサラリーマン漫画も結構好きですが、
それ以上にエッセイ、特に食べ物に関するものが大好きで、一頃よく読みました。

しばらく遠ざかっていたのですが、久しぶりに文庫で[どら焼きの丸かじり]を購入。
読みながら何度も声を出して笑ってしまいました。
漫画ならともかく、文章を読んで笑う事はなかなかありません。

ご自身でも相当料理をされるようですが、食物についての思い入れ、ユニークな視点。
しかも、決して決して、”グルメ”だの”食通”だのというポジションには立たない!!

……大根の立場や白菜の立場には立ったりされますが……

このタイトルの”どら焼き”についても、それはもう延々と、
ただごとではない熱意を込めて考察されています。
他の誰にも書けない、東海林さだおにしか書けないエッセイです。

読み物について新たなジャンルを切り開いたパイオニアですが、
この丸かじりシリーズは、数えて文庫30冊目にもなります。

好き嫌いがハッキリ分かれるでしょうが、
好みに合えば、『残暑、それがどうした』というくらいの面白さです。

 

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